リーキーガット症候群とは?

こんにちは。

今回は、グルテンの摂りすぎが引き起こすリーキーガット症候群について詳しくお話しします。
このリーキーガット症候群という病気は、正式な病名ではなく、また症状や治療のガイドラインなどもきちんと確立されているわけではありません。

慢性の疲労、倦怠感、頭痛、関節や筋肉の痛み、微熱など、全身の不調が続くことがあります。

病院で検査を受けても原因がはっきりわからない人が増加しているため、仮説として定められた診断名です。

研究によると、腸内にのみ存在するはずの細菌が、血液の中に見つかることがあります。

細菌が血液に入るなんて危険では? と思われるのではないでしょうか。

順天堂大学とヤクルトの共同研究で、糖尿病患者50人の血液を調べたところ、そのうちの14人から腸内細菌が発見される、という驚くべき結果が明らかになりました。

本来なら腸内にとどまっている腸内細菌が血液に入り込んでいることは、腸のバリア機能が破られていることを意味します。

これが「リーキーガット症候群」、別名を腸漏れと呼びます。

腸には、食事からの栄養素の吸収と、異物や病原体の侵入を防ぐバリア機能という二つの働きがあり、これを「選択的透過性」と言います。

そして、腸の上皮細胞をつなぎとめるタイトジャンクションという結合が開くと、透過性が上昇しすぎてしまい、全身に炎症やアレルギー反応、自己免疫疾患を引き起こします。

なぜバリア機能が破れるのか、これには6つの原因があります。

1. 腸内細菌のバランスの乱れ

 腸内には善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つが存在しますが、これらのバランスが崩れるとバリア機能が低下します。

2. 抗生物質の過剰な服用

 抗生物質は病原菌を減少させますが、同時に善玉菌も減少させてしまいます。

その結果、腸内環境が悪化してしまうのです。

3. 加工食品や食品添加物の影響

 人工甘味料や保存料、着色料は腸の粘膜を損傷させ、バリア機能を弱めることがわかっています。

4. 砂糖や小麦製品の影響

 砂糖や果糖、小麦の過剰摂取が、本来なら日和見菌のカンジダ菌を増殖させ腸壁に隙間を作ってしまうのです。

5.ストレス

 ストレスも腸の働きを低下させて腸壁のバリアを弱め、胃酸分泌も減小して未消化のタンパク質が腸に流れ込み、腸の負担が増えます。

6. アルコールの過剰摂取

 アルコールには腸粘膜を直接傷つけ、腸壁をもろくしてしまう働きがあります。

結論として、グルテンやカゼイン、砂糖やアルコール、食品添加物、これらの摂取をできるだけ控えることが大切です。

では、リーキーガットに有効な栄養素にはどのようなものがあるのでしょうか?

1. プロバイオティクス

 乳酸菌、ビフィズス菌、ロイテリ菌など、これらは善玉菌と呼ばれ、腸内環境を整えてバリア機能を強化する作用があります。

2. プレバイオティクス

 オクラ、海藻類、こんにゃくなど。

これらの水溶性食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌を増やします。

3. 必須栄養素

 ビタミンA、ビタミンD、亜鉛、マグネシウムなどが大切です。

特に、ビタミンDは腸のバリア機能を高めるのに重要な働きをします。

4. グルタミン

 グルタミンは腸の粘膜細胞のエネルギー源であり、腸の修復を助ける働きがあります。

5. 良質な脂肪の摂取

 青魚や亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸は、腸の炎症を抑えます。

 一方、トランス脂肪酸やサラダ油、揚げ物などのオメガ6脂肪酸は腸の炎症を悪化させるため、控えることが大切です。

これらの栄養素を意識して摂取することで、リーキーガット症候群を改善することができます。

また腸内環境をまるっと整えることで、アレルギーの軽減や免疫力向上、そして体調の改善も期待できます。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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